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草花をもむ,つぶす,しぼる

  • 草花をもむ,つぶす,しぼる
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材料

花や草

内容

・草を用いて,いろいろな遊びをする。
・草をもんだり,つぶしたり,しぼったり,風船をつくったりする。
・植物に親しむことができる。

詳細

 花や葉などをもんだりつぶしたりすると,いろいろな遊びができます。
 オニユリの花びらやベンケイソウ・ソラマメの葉の肉をもんでつぶすと,風船のようなものができます。
 例えばソラマメの葉ですが,葉のつけねの部分を1cmくらいを手で切り取ります。指の腹で葉全体をむらなく押しつぶします。すると,葉の肉の部分がつぶれて薄皮がはがれ,それが袋状になります。この袋状になったものの中に,息を吹き込んでみましょう。風船のように膨らんで,やがて音をたてて割れます。このように,音を鳴らして遊ぶのが楽しいのです。
 ホオズキの笛も,実をよくもんでつくります。実を親指と人差し指にはさんで,つぶさないように気をつけながら,転がすようによくもみます。実の中身がつぶれて柔らかくなったら,へたの中心に小さな穴をあけ,そこからつまようじで種子を取り出します。中身もしぼり出すと,丸い紙風船のようになります。これを口に含み,舌と上あごで押して,音を鳴らして遊びます。
 花や草の実をしぼると,赤や青のきれいな色の汁がとれます。ツユクサ・アサガオ・オシロイバナなどは,水の入ったコップの中で,指先でしぼります。ヨウシュヤマゴボウなどは,ガーゼに包んでしぼります。しぼりとった汁で,色水遊びや酸性・アルカリ性の判定などをやってみましょう。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) 花を染めて遊ぼう オニユリの風船で遊ぶ ユリの髪飾りを作ろう

基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
生活,生物 植物 感性,探求心,直感 276 春夏秋冬
春夏秋冬
室内;野原;
室内 野原
やさしい
少ない
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